急性・重症患者看護専門看護師
私は、以前勤務していた大学病院でこの資格を取得し、10年以上が経過しました。ICUで勤務していた時に、ICUの治療・看護ももちろん大事ですが、患者さまが望むかたちで家庭や社会に復帰するためには、ICUの前後のプロセスをどのようにサポートできるかが重要だと考えた際に、部署を超えた継続看護の中心を担いたいと思ったことがきっかけでした。専門看護師のプロセスとして、大学病院から中規模病院を経て、当院にフィールドを移しましたが、規模が小さいことでの意思決定の速さや他職種との顔の見える関係づくりは当院の強みだと感じています。
現在は、ベッドサイドでの実践のサポートや急変の予防・対応の質を上げるための体制づくり、看護部の教育または近隣の施設の認定・専門看護師の方々とのネットワークづくりなどに関わっています。
非常に忙しい急性期の循環器・呼吸器専門の病院ですが、患者さまの回復を促進できるように、看護師間・他職種間の連携を意識して取り組んでいます。